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0.5%ずつ減額と42%増額って?年金の繰り上げと繰り下げで受給額の違いは?

2019/03/30

 

 

 

老齢基礎年金の受給開始年齢は、

原則65歳からですが、
本来よりも早く受け取る
「繰り上げ受給」と、

受給開始を遅らせる
「繰り下げ受給」という制度があります。

 

この記事では、
年金の繰り上げと繰り上げ、
受給額はどれくらい違うのか、

どのような条件下で
どのように考えるのが
生涯年金として受給額が有利なのか、

そこのところを調べてみました。

 

 

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0.5%ずつ減額されます!

繰り上げは最大で5年間前倒しができ、
60歳以降の1ヶ月単位で受給開始期間を指定できます。

しかし、
本来よりも早くから年金をもらうわけですから、
満額を受け取ることはできません。

 

1ヶ月繰り上げるごとに、0.5%ずつ減額されます。

60歳から年金を受け取る場合、
減額率は、30%(0.5%×60ヶ月)になってしまいます。

 

一度繰り上げると途中で変更はできず、
減額された年金を生涯、受け取ることになります。

 

 

 

繰り上げ受給の注意点とは

減額に加え、繰り上げには
次のような注意点があります。

①繰り上げ請求を行うと、
 障害者年金、寡婦年金は原則として受けられない。

 

②国民健康保険の任意加入、追納ができない

 

③65歳になるまでは、繰り上げ支給の年金か、
 遺族基礎年金のいずれか一方しか受けられない

 

④加入年金や振替加算は繰り上げ受給ができず、
 本来の受給開始年齢から支給される

 


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長生きすると繰り上げは”損”の意味とは

繰り下げ受給も同様に、
最長で5年、
66歳から1ヶ月単位で受給開始を遅らせられます。

 

繰り下げをすると、
1ヶ月ごとに支給額が
0.7%増額され、

5年繰り下げて、
70歳から受給開始した場合は、

42%も増額された年金を、
生涯受け取れる計算です。

 

しかし、繰り下げについても以下の注意点があります。

①65歳を過ぎて繰り下げ待機中にに死亡した場合、
 65歳から死亡した月までの分が
「未支給年金」として遺族に支払われる。

 

②加給年金や振替加算は繰り下げが出来ないうえ、
 繰り下げ待機中はいずれも支給されない

 

③繰り下げ待機中に遺族年金などの権利が発生した場合、
 その月に繰り下げの請求をするか、

 さかのぼって65歳から受給かを選択できる。

 


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結局、どちらが有利なの?

繰り上げや繰り下げをした場合に、
受給総額は何歳まで生きるかによりことなります。

 

繰り上げの場合

繰り上げた年齢よりも
16年8ヶ月以上長生きすると、
受給総額が通常受給を下回ります。

 

 

逆に繰り下げの場合は

長生きする程有利で
繰り下げた年齢よりも11年11ヶ月長生きすると、

受給総額が通常受給を上回ります。

 

一度繰り上げや繰り下げの請求をすると
後で取り消しはできず、
支給率も生涯変わりません。

 

大事なことは、
それぞれのメリットとデメリットをよく理解したうえで、
慎重に判断すべきですね。

 

 

 

繰り上げの減額率と繰り上げの増額率

65歳から支給される老齢基礎年金:780,100円

(2016年度 満額を基準に)

 

●減額分(1ヶ月ごとに0.5%減額)

◆60歳:546,070円(▲30%)

◆61歳:592,876円(▲24%)

◆62歳:639,682円(▲18%)

◆63歳:686,488円(▲12%)

◆64歳:733,294円(▲6%)

◆65歳:780,100円(0%)

◆66歳:845,628円(8.4%)

◆67歳:911,157円(16.8%)

◆68歳:976,685円(25.2%)

◆69歳:1,042,214円(33.6%)

◆70歳:1,107,742円(42.0%)

 

 

最後に

僕もあと数年で
定年退職を迎える予定です。

年金の「繰り上げ」「繰り下げ」は

どちらがいいのかは、
その時の個々人の状況にもよりますが、

正直、その時になってみないと判断できないと思います。

 

でも、一つだけ思うのは、
長生きすると繰り上げは損、
繰り下げは得になるとは言います。

70歳までの繰り下げは、
老齢基礎年金780,100円の142%の
1,107,742円を生涯もらえるというのは、

正直魅力ですが、
それまでに死んでしまうかもしれません。

 

遺族配偶者にはいいのかもしれませんが・・・。

 

いずれにしても、
僕は1961年生まれですが、

どの選択がいいのかは、
今はわかりません。

でも、
それまでに情報と知識を蓄積して、
自分に一番有利な選択は」どれなのかを
学習しながら、準備していきたいと思います。

 

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