フェルメール展大阪!音声ガイド石原さとみ!に4月21日行ってきた!光りの神秘の秘密とは?

イベント

 

 

今日2019年4月21日(日)に、大阪市立美術館で

 

 

2019年2月16日(土)から開催されているフェルメール展にいってきました。

 

 

 

大阪市立美術館(大阪市天王寺区、天王寺公園内)で

 

 

開催中の「フェルメール展」の累計来館者数が4月19日、

東京展と合わせて100万人に到達したようですね。

 

 

日曜日ともあって、天王寺界隈はすごい人でしたが、

 

 

 

館内はなんというか、温度感というか、

その穏やかな雰囲気がひっそりと流れているようで、

まるで別世界にいるような心地よさで、感動しちゃいました。

 

 

この記事では、そのフェルメール展の詳細を

あなたにその素晴らしい感動をお伝えできたらと思います。

また入口では音声ガイドの貸し出しがありました。

並んでる人が多かったので借りませんでしたが、借りた方が良かったような気がします。

 

 

石原さとみさんのガイドのようなので、途中で借りたらよかったと後悔しました。

かなり並ぶと思いますが是非借りましょう。

(追記)

令和元年5月2日 ちちんぷいぷいの番組でも

フェルメール展の紹介がありました。

石原さとみさんからのメッセージにメロメロになっていました。

 

 

 

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フェルメールとはどんな人だったの?

バロック期を代表する画家、
ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer, 1632~1675)は
ネーデルラント連邦共和国(オランダ)の画家です。

 

流派や師事した画家がわからない等、
不明な点は多く、その生涯はまだまだ謎に包まれています。

 

フェルメールは、
何の変哲もない日常をシンプルな構図で描き出しました。

 

作品はどれも、奇をてらっているわけではないのになんだか不思議な印象……
時が止まっているような静けさがあります。

 

彼の描く人物は、
あたかも静物であるかのように描かれたため、
静物画と風俗画の融合とも言われます。

 

光を粒子で捉え、
空間全体に淡く描いた彼は

「光の魔術師」とも呼ばれています。

彼は光の反射を表すために、
白い点を並べてハイライトにしました。

 

これはフェルメール独自の技法です。

その淡い光が、平凡な光景をミステリアスで静かな、
まるで夢の中であるかのように思わせます。

 
 



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特別展「フェルメール展」

17世紀のオランダ絵画の黄金期を代表する画家、
ヨハネス・フェルメール(1632-1675年)は現存する作品が35点ともいわれ、
その希少性と神秘的な魅力から世界屈指の人気を誇っています。2017年11月にフェルメール展の開催を発表、
2018年7月には東京展(2018年10月5日から2019年2月3日、
上野の森美術館)で展示される8作品など概要を発表いたしました。世界各地の所蔵館と交渉を重ねてまいりました結果、
このたび、新たに日本初公開となる「取り持ち女」の来日が決定いたしました。「取り持ち女」は東京展で2019年1月から展示される予定で、
大阪展では全会期中、展示されます。また「取り持ち女」を含む大阪展で展示される6作品が決定いたしました。大阪でのフェルメール展は2000年に大阪市立美術館で開催した
「フェルメールとその時代展」以来となり、
その際の5点を上回り、過去最多となります。【お問い合わせ】06-4301-7285(大阪市総合コールセンター なにわコール)

 

 

 

大阪展産経新聞創刊85周年・関西テレビ放送開局60周年記念事業

大阪展で見られるのは、
彼が初めて手掛けた風俗画『取り持ち女』(日本初公開)、
初期の宗教画『マルタとマリアの家のキリスト』
大阪展のみ展示される『恋文』のほか、
『リュートを調弦する女』、『手紙を書く女』、『手紙を書く婦人と召使い』の6点です。

 

しかも初期作から始まり、
彼の人生の様々な年代の作品が展示される今回の展覧会は、
質量ともに彼の足跡を辿るにふさわしい内容といえます。

 

いずれの作品も素晴らしく、
やさしい光に包まれた穏やかな空間と、
そこで繰り広げられるドラマの一場面にうっとりさせられましたね。

 

一方、フェルメール以外にも
ヘラルト・ダウ、ピーテル・デ・ホーホなど
見ごたえのある作家の作品がそろっており、

作品数こそ少ないけれど、
充実感たっぷりの展覧会に仕上がっていました。

 

展覧会名
特別展「フェルメール展」
会期
2019年2月16日(土)~5月12日(日)
休館日
右記の月曜日(2月18日、25日、3月4日、11日、18日)
開館時間
9:30~17:00(入場は閉館の30分前まで)
会場
大阪市立美術館
〒543-0063 大阪市天王寺区茶臼山町1-82
お問合せ
06-4301-7285
(大阪市総合コールセンター なにわコール 年中無休 8:00~21:00)
主催
大阪市立美術館/ 産経新聞社/ 関西テレビ放送/ 博報堂DYメディアパートナーズ
後援
オランダ王国大使館/ 大阪府/ 大阪府教育委員会/ 堺市教育委員会/ 大阪観光局/ サンケイスポーツ夕刊フジ/ フジサンケイビジネスアイ/ ラジオ大阪/ 石川テレビ放送/ 福井テレビ/ 東海テレビ放送山陰中央テレビジョン放送/ 岡山放送/ テレビ新広島/ テレビ愛媛/ 高知さんさんテレビ/ テレビ西日本
企画
財団ハタステフティング
特別協賛
 
協賛
第一生命グループ/ 株式会社リコー
特別協力
NISSHA株式会社
協力
ANA/ KLMオランダ航空/ 日本貨物航空/ ヤマトグローバルロジスティクスジャパン
総合監修
アーサー・K.ウィーロックJr.(元ワシントン・ナショナル・ギャラリー学芸員)
日本側監修
千足伸行(成城大学名誉教授 広島県立美術館長)

 

 

 

料金

一般 1,800(1,600)円 / 高校生・大学生 1,500(1,300)円

※( )内は前売および20名以上の団体料金
※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)
※大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要。
※前売券の販売期間は2018年11月16日~2019年2月15日。
※早割ペアチケットあり。販売期間は2018年10月5日~11月15日。入館は
2019年2月16日~3月31日までの期間限定。2枚で3,000円(1枚ずつでも使用可)

 
 



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アクセス

〒543-0063 大阪市天王寺区茶臼山町1-82

御堂筋線:天王寺駅
谷町線:天王寺駅【15,16号出口】

JR:天王寺駅【中央改札】

近鉄南大阪線:大阪阿部野橋駅【西改札口】

上町線:天王寺駅前駅

大阪シティバス:あべの橋停留所

最寄り駅より北西へ約400m。天王寺公園内

 

 

 

取り持ち女

 

【作 者】ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer)
【作品名】取り持ち女(The Procuress)
【年 代】1656年
【種 類】カンヴァス、油彩
【寸 法】143×130cm
【所 蔵】ドレスデン国立古典絵画館(Staatliche Kunstsammlungen Dresden)/ドイツ

大阪限定!だと思ったら、
東京でも展示されていたという情報をいただきまいした!

初来日ってことで、もちろん私も実物をみるのは初めてです。

私が鑑賞している時間帯の中では、
最も人垣ができていたのがこの絵画です。

絵を前にするまでは、
私はきっと女性の黄色い衣装に
最初に目がいくんだろうなぁって思っていたんですが・・・

意外にも最初に目がいったのは金貨でした!

ちょうど絵の中央で、金貨がペカーっと光っていたんです!!

 

 

この白い点一つで金貨に目がいっちゃいました。

金貨を中心に見ると、
この絵画はミステリーさながらの物語を語り出します!!

 

男の持ってる金貨はなんだろう?
って金貨を持つ男の腕を通って反対側の腕に視線が動きます。

ここで男が掴んでいるのは黄色い衣装の女の胸!!

 

お金が動いてる時点でカップルがいちゃついてるような絵じゃないんですよw

女はお金をもらって胸を触ることを許してるんです。
おそらくそれ以上の行為も行われるんでしょう・・

そう、女はお金で体を売る売春婦なのですね。

 

ふと目を反らすと今にも落ちそうな水さしがあり、
ドキドキしつつ、豪華なゴブラン織りのテーブルクロスを経由して、
後ろの黒衣の男女に目が向き、物語の全貌が見えてきます!

 

取り持ち女とは黒い服を着た女のことで売春婦を斡旋してる
売春宿の主「やりて婆ぁ」なんて呼ばれる人です。
海千山千をくぐり抜けたやり手です。

 

そんな女のこの邪悪な表情は金貨一枚で満足するわけがないですからw

 

ちなみに豪華そうなテーブルクロスは本当は絨毯なんですって、
あまりにも高価だったために床ではなくテーブルの上に敷いていたんだとか!

また左端に居てる男性の表情が意味ありげでした。

見てる私達に問いかけている感じが気味悪く感じました。

 

 

 

マルタとマリアの家のキリスト

現存するフェルメール作品の中で、最も大きく、
最初期作のひとつ。
画中ではキリストが、家事を心配するマルタをよそに、
座ってキリストの教えを聞こうとするマリアを讃えていますね。

 

光と影の戯れ、人物の特徴づけ、幅広で厚く絵の具をのせた筆さばきは、
カラヴァッジオの影響下にあったユトレヒト派の画家から
インスピレーションを受けたと考えられます。
フェルメールにはめずらしい大きなサイズや主題から、
特別な依頼を受けて制作されたものと推測されますね。
1654 – 1655年頃

 

 

間近かで見ると色の鮮やかさにびっくりしました。
300年以上経っているとは思えませんでした。
しかしマルタタイプの私としては、複雑な気分になる絵でした。

 

 

 

恋文

 

【作 者】ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer)
【作品名】恋文(The Love Letter)
【年 代】1669〜70年ごろ
【種 類】カンヴァス、油彩
【寸 法】44×38.5cm
【所 蔵】アムステルダム国立美術館(蘭: Rijksmuseum Amsterdam)/オランダ

 

これは、もう完全に別の部屋から
二人のやりとりを盗み見してる気分になる絵です。

暗い部屋からこっそりのぞいている構図から、

女主人が手にしているのは
誰かに知られると困る秘密の手紙なのだとわかります。

 

観客も否応なしに巻き込まれていきます。

こうなったら登場人物の一人になった気分で想像しましょう:^^;

女主人が持っているのはリュートという楽器で、
甘い音色から恋を暗示する楽器と言われています。

肝心の楽譜は部屋の外ですが・・・

 

散らかった部屋は女主人の

「心ここにあらず」という心境を物語っているのかもしれません。

 

待ち望んでいた手紙が届いた・・・
「あの人からなの?」「そうですよ」という会話が聞こえてきそう・・

 

大切な手紙を届けるメイドは、
女主人にとって関係の危うい恋人と自分をを繋ぐ大切な人物となり、

主人を見下ろす姿から立場が逆転しているように見えます。

 

リュートを調弦する女

薄暗い室内に一人腰掛ける女性はリュートを抱え、弦をかき鳴らす。
左手でペグをつまみ、音階を整えている。

 

遠く窓の方に視線を向ける様子は
見る者の想像力をかき立てられますよね。
窓越しに何かを見つめているのか、
それとも耳を澄まし、
音を追うことに注力しているのか。

 

机の上には楽譜らしきものが
重なるように置かれ、
壁には、ときに絵の中で、
愛する人が遠い彼方にいることを
示唆する地図が描き込まれていますね。

 

1662 – 1663年頃

 

 

光の魔術師と言われるだけあるフェルメール!
イヤリングとネックレスの艶、そして彼女の瞳の輝き
また後ろの世界地図の意味から、愛しい人は航海に出ているのでしょう。

 

全ての構図が物語に引き込んでくれます。

 

手紙を書く女

 

17世紀のオランダでは郵便制度の発達に伴い
手紙でのやり取りが盛んに行われた。
フェルメールも手紙をテーマに6点の作品を描いています。

 

毛皮付きの黄色い上着姿の女性は、
机に向かい羽ペンを走らせている真っ最中である。

 

ふと筆を休めた彼女は、

 

絵の前に立つ我々を見つめるかのようにこちらに顔を向ける。
穏やかな光の中で優しく微笑む女性。耳元の真珠のイヤリングに光の粒が輝く。

 

当時、人々が憧れ、親しんだ手紙をめぐる情景を、

 

フェルメールは美しい女性像を通じて描き出しています。

 

1665年頃

 

手紙を書く婦人と召使い

幻想のような現実を描き出すことにおいて、

フェルメール作品は、他に類を見ない芸術的なレベルに到達した。
描かれる人物はしばしば寡黙で動きが少なく、

絵画に厳粛でミステリアスな雰囲気をもたらしている。
この絵画はフェルメール後期の最も独創的な作品のひとつ。

 

召使いの女性が窓の外を眺めている間に女主人が手紙を書いている。

 

床には、この時代のやりとりで使われたであろう

 

赤い封印、スティック状のシーリングワックス(封蝋)などが落ちている。

 

この表情から、召使胃の女性は、女主人に
”早く手紙を書いてくださいよ、もう待ちくたびれましたよ”
というような表情にも見えますね!
1670 – 1671年頃

 

 

書き損じを散らかし、慌てて手紙を書く婦人と

 

”我関せず”の表情の召使い。その対比にも深い意味を感じますね。

 

最後に

今回行く前に作品の事を色々調べて行ったので

 

作者の意図も分かり、細かい部分まで興味を持って見れました。

 

これからも事前に調べたいと強く思いました。
フェルメールの時代の他の方の作品も見ごたえがありました!

 

さすが本物はどれも迫力がすごかったです。

 

 

そして途中にある休憩室では

 

作品を掘り下げるビデオ放送がありましたし、

 

椅子が用意されていて大勢の方が見入ってました。

 

私は時間があまりなく早々とでました・・・

 

 

私は日曜日にいったのでとても人が多かったですが

 

決められた列など無いのですが、係員さんの指示に従い

 

皆さん少しずつ前に進んで譲りあってました。

 

マナーも良くて作品も近くで良く見えて、とても良かったです。

 

開催は5月12日までです。皆さんお急ぎください。
 



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