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暮らしとお金

加給年金と振替加算の違い!加給年金の対象条件と加算内容とは?

2018/09/10

 

 

厚生年金には、
給与でいう「扶養手当」や「家族手当」にあたる
世帯単位の給付もあります。

厚生年金に原則として
20年以上加入している人に家族がいる場合、

本来の年金のほかに
「加給年金」という加算金がつくのです。

この記事では、
扶養家族がいる場合の「加給年金」と
妻の「振替加算」について、

その違いを具体的に
わかりやすくご説明します。

 

 

 

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加給年金の対象条件とは

加給年金の対象となる扶養家族は、

加入者本人が65歳に達したとき、
65歳未満の配偶者と、
18歳未満の子です。

ただし、配偶者の年収が、
おおむね5年以上引き続いて

850万円以上ある場合は、
原則として支給されません。

また、配偶者が厚生年金に
原則20年以上加入している場合は、
加給年金の対象外です。

加給年金の金額とその内容は、以下のとおりです。

 

対象者が配偶者の場合

年額390,100円

(2016年価格、受給権者1943年4月2日以降生まれの場合)

 

 

子の場合は

第2子までは1人につき

年額224,500円(同)

 

 

3人目以降

3人目以降は1人につき

年額74,800円(同)

 

 

加算内容

加入者本人が65歳から、

配偶者が65歳になるまで、
子は18歳の年度末を迎えるまで
(障害のある場合は20歳達したときまで)

年金に加算されるのです。

 


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加給年金の受給期間は長くありません

加給年金の対象者で多いのは、
配偶者、特に専業主婦などの妻でしょう。

しかし、現在の定年世代の場合、
夫が65歳になってから妻が65歳になるまでの期間前提なので、
加給年金を受給できる期間はそう長くはありません。

仮に妻が10歳年下ならば、
10年にわたって受給できますが、
1歳しかもらえません。

妻が年上の場合は、
加給年金の対象外です。

加給年金は額が大きいので、
夫の退職時点で厚生年金の加入期間が
20年にわずかに届かない場合

継続雇用や再就職で加入期間を延ばし
加給年金の受給要件をを満たせば、

受給額を大きく増やせる可能性があります。

 
 


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妻の振替加算が始まります

妻が夫の加給年金を得るために、

自身の厚生年金の加入期間を
20年未満にとどめて

会社を離職することは、
長期的な視点で慎重に判断すべきです。

加給年金は妻が65歳になるまでの
有期年金だからです。

妻が65歳になると、
妻自身の老齢基礎年金の支給が始まるため、
夫に支給されていた加給年金は打ち切られます。

しかし、代わりに妻の年金に
「振替加算」という加算金の支給が始まります。

 

<振替加算額(2016年度価格)>

・1954年4月2日から1955年4月1日:4,733円

・1955年4月2日から1956年4月1日:4,246円

・1956年4月2日から1957年4月1日:3,741円

・1957年4月2日から1958年4月1日:3,236円

・1958年4月2日から1959年4月1日:2,750円

・1959年4月2日から1960年4月1日:2,245円

・1960年4月2日から1961年4月1日:1,739円

・1961年4月2日から1966年4月1日:1,253円

・1966年4月2日以降       :支給なし

 

 

ある夫婦の年金受給スケジュール例

履歴

(夫)1957年生まれ。大学卒業後に就職し、
60歳までに厚生年金に38年加入の予定です。
子供は成人している。平均月収36万円

 

(妻)1960年3月生まれ。短大卒業後に就職し、
厚生年金に7年加入(当時月収15万円)結婚後は専業主婦に。
60歳までに国民年金に33年加入の予定

 

 

受給内容

(夫)

・老齢厚生年金:62歳~93,700円/月

・老齢基礎年金:65歳~61,760円/月

加給年金  :65歳~32,508円/月

 

(妻)

・老齢厚生年金:61歳~7,859円/月

・老齢基礎年金:65歳~65,008円/月

振替加算  :65歳~2,245円/月

振替加算の支給は生涯続き、
夫が死亡した場合も引き続き支給されるので、
ありがたい制度といえますね。

 

 

 

最後に

繰り返しになりますが、

①厚生年金には家族手当に当たる「加給年金」がある

②配偶者は年下で65歳未満、年収850万円未満が要件

③配偶者が65歳以降は「振替加算」に切り替わる

 

僕もあと数年で
定年退職を迎える予定です。

でもその退職時の状況は
いまはわかりません。

現在は、4人家族で
僕の嫁は僕の被保険者に入っています。

(例)と同じで短大卒で、
厚生年金に7年半加入していました。

子供たち2人もすでに働いていて、
各々の健康保険に加入しています。

典型的な日本の中流家庭だと思います。

僕はこれから定年を迎えるにあたって、

その時の待遇というか、
状況はわからないのですが、

事前に定年退職に関連する情報を調査して、

何が有利で、
何を選択すべきなのか、(妻のことも考慮して)

と見極めたいと考えています。

だからあなたも
僕と同じような境遇であるならば、

できるだけ、
知識を蓄えるようにしてください。

知らないということは罪であり、
損失であると僕は思います。

あなたは事前の準備を怠らずに、
あなたの定年退職、健康保険だけでなく、

あなたの妻のことも視野に入れて

その他の年金他、
いろんな諸条件がありますので、

そこのところの準備をむかりなく、

後になって後悔しないような
ベストな選択をしてください!

 

 

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