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ポリプロピレンとポリエステルの違いは?またナイロンともどう違うの??

2018/09/16

 

「ポリプロピレンとポリエステルの違いって何?」

いきなり、言われても
わかっている人はほとんどいないのではないでしょうか?

私たちの日常生活では、
あたりまえのように使っているのですが・・・

「えっ?ポリエチレンって何?」

「違う!ポリプロピレンとポリエステル!」

「・・・。」ということで、

この記事では、
「ポリプロピレンとポリエステルの違い」について、
リサーチしてみましょう。

 

 

 

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ポリプロピレンとは?

ひと言で言うと「ポリプロピレン」とは

「硬質プラスチック」と言われるものの一種で、

耐熱性が高く、逆に耐冷性も高く、
そして薬品やアルカリ性物質にも強いという性質を持ちます。

 

このようにとても役に立つ性質なので、
日常生活の中でもたくさんの素材として使われています。

代表的なものをあげてみましょう。

・自動車部品~ハンドルやダッシュボード、ドアポケットなど多くの部品

・家電部品~食器乾燥機、洗濯機、扇風機、エアコン、電話機、PC、プリンターなど

・住宅設備品~洗面所の鏡台部分、流し台の引き出しやドアなど・飲料容器~プラコップなど

・日用品~おもちゃ、プランター、タッパー、バケツ、CDケースなど

これらの製品をみても、
私たちが生活していくうえで欠かすことのできない素材であることがわかります。

また最近では「3Dプリンター」の素材としても注目を浴びています。

さらに特徴的なのは、
ポリプロピレンはリサイクル性が高く、

燃やしても有毒ガスを発生しないという点もありますので、
現代社会に適した素材と言えるでしょう。

また、ポリプロピレンは、
石油を精製して得られるプロピレンを重合して作った繊維で、
繊維の中では最も軽く水に浮く繊維です。

強く、酸やアルカリにもおかされず、
汚れがつきにくいなどの特長を生かして

カーペットや小形マットなどのインテリア分野
ロープなどの産業資材分野に使用されています。

さらに、
吸湿性や吸水性がほとんどないため保温性や速乾性にすぐれ
水着やソックス、肌着などに使用されています。

しかし反面、耐熱性が他の合成繊維より低い一面ももっています。

<特徴>

・比重は0.91で全繊維の中で最も軽く、また非常に強い繊維の一つです。

・吸湿性や吸水性がほとんどなく、ぬれてもすぐ乾きます。

 また熱伝導率が低いため保温性にすぐれています。

・酸やアルカリなどの薬品に対して強い。

・熱可塑があります。

 

 

ポリプロピレン繊維の発火現象について

2012年頃、ある条件を満たすとポリプロピレンの
酸化発熱現象が起きることが問題視されたことがあります。

これは、ポリプロプレン繊維に含まれる酸化防止剤が、
漂白剤やドライクリーニング溶剤の
繰り返し使用される環境においては損傷することがあり、

その状態で乾燥機やアイロンなどによって
継続的に加熱されると繊維自体が酸化して
発熱することがある、というものです。

 

 

ポリエステルとは?

次に「ポリエステル」とは、どういう物でしょうか?

ひと言で言うとこれは「合成繊維の一種」です。

いわゆるサラッとした感じの手触りがする多くの合成繊維の中で、
ポリエステルはいちばん耐久性に優れている素材です。

毎日手にする衣類は、
必然的に洗濯する回数も増えますし、

それと共に乾燥させるため、
日光にさらされたり乾燥機に入れられたりします。

そこでいちばん問題になるのが、衣類の耐久性です。

ポリエステル混紡の衣類として、
例えば女性用のブラウスや男性用のカッターシャツなどは、
その耐久性に優れているという点では疑問の余地はないでしょう。

 

また、シワになりにくいという特徴もありますので、
ポリエステル混紡の衣類はお手入れをしやすい衣類とも言えます。

さらにポリエステルは、吸湿性にも優れています。

この点を生かした衣類はシーツなどの寝具です。

ポリエステル素材の寝具を使うと
睡眠中に汗をかいても快適に眠ることができるのです。

また、高温にも強いという点もあります。

カッターシャツにアイロンをかけても、
縮むことはありません。

ただし、適温でのアイロンがけをおススメします。

このように衣類として使う場合に
長所ばかりと思われるポリエステルですが、
いくつか欠点もあります。

それは、
毛玉ができやすい点と静電気が起きやすいという点です。

これらの点に注意して取り扱いましょう。

そしてポリエステルを使って作られた製品として
忘れてはならないのが、

「ペットボトル」です。

リサイクルできる製品として
すっかり定着しているペットボトルですが、

そのリサイクル品として
衣類や卵パック、バスケットなど多種多様な製品が作られています。

 

また、ポリエステルは化学繊維の中で
一番多量に生産されており、

その生産量は年々増え続けています。

ポリエステルは
非常に強く、しわになりにくく、
吸湿性が少なく、熱可そ性があり、

酸やアルカリに強いという特長をもっています。

<特徴>

・非常に強いせんいの一つで、ぬれても強さは変わりません。

・磨耗に対しても同様です。また合成繊維の中では比較的熱に強いせんいです。

・長時間日光にさらしても強さはほとんど変わりまぜん。

・吸湿性が少ないので洗濯しても伸び縮みせず、すぐ乾きます。

・熱可そ性があり、伸び縮みしたり、形くずれすることはほとんどありません。

・薬品に強く、虫、かびの害を受けません。

 

 

ポリプロピレンとポリエステル!それらの違いは?

今回はポリプロピレンとポリエステルについて紹介しましたが、
それぞれの違いについてまとめます。

ポリプロピレン

繊維の中でも軽く、耐久性に優れている。
・耐薬品にも強い性質を持っている。
・熱には少し弱い一面がある。

ポリエステル

・耐久性が非常に優れている
・熱に強くほとんど影響がない
・繊維の中で一番多く生産されている。

このようにそれぞれの特徴に違いがあり、
使用用途に応じて、使い分けられているのです。
 


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ポリエステルとナイロンで吸水性、吸湿性や速乾性はどちらが上か

スポーツウェアや登山などに用いる
ベースレイヤーと呼ばれるインナーウェアなどは、

吸水性があって、
速乾性も求められる代表的な用途ですが、

この場合、吸水性と吸湿性は異なるものとして扱われます。

人の皮膚は常に呼吸していますが、
一見汗をかいていないように見えても、

皮膚の表面からは水蒸気になった「汗」を放出しています。

運動をしたり、
気温が高くなってくれば液体の汗が出てきますが、

それ以外にもこの水蒸気状態のものが出ているため、

インナーウェアには吸水性のほか
吸湿性が求められることになります。

ナイロンのほうが
ポリエステルよりも吸水性は高くなります。

また、吸湿性についてもナイロンよりも
ポリエステルのほうが低くなります。

速乾性については、
ポリエステルのほうが高くなります。

 

ポリエステルは
もともとほとんど吸水性がありませんが、
親水性化合物を練り込むことで、

吸水性を化学的に付与することができます。

また、繊維の形状に
「異形断面」や「微多孔構造」を採用し、

毛細管現象が起きることで、
天然繊維を上回る吸水性や、
速乾性を付与することができます。

こうした高機能繊維として使われている
ポリエステル
と、

汎用のポリエステルは異なるということを
念頭に置いておく必要があります。

高機能繊維としては、
吸湿性と放湿性を向上させた
「改質ナイロン」

吸水性を向上させた
「異形断面形状ポリエステル」とを混ぜた製品も出てきています。

 

 

 

まとめ

世の中には微妙に似通った言葉がたくさんあります。

特に化学物質では、
主原料が一緒でそこから派生した物質がたくさんあるため、

頭の部分の名称は一緒でその後ろの部分の名称の違いで、
性質の違いを表しているという物質名が多くあり、

それが私たちを惑わす原因にもなっているのも事実でしょう。

「ポリプロピレンとポリエステル」も同様で、
その用途と性質で名称が付けられています。

でもいずれの物質も石油から作られていますので、
便利な製品だからと使い捨てをしていると、

化石燃料である石油の無駄使いになってしまいます。

この点を考慮に入れて、
これからも便利な製品を使っていきましょう。

 

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